月間ニュースレター
2014年8月号 お盆こそ、相続の事前対策をしよう
税制の改正でより身近になってきた
お盆こそ、相続の事前対策をしよう
8月になって毎日暑い日が続いていますが皆さまお元気にお過ごしでしょうか。夏バテ防止には旬の夏野菜をしっかり食べると良いそうです。
さて、今回のお話は相続についてです。ここ数年ライフラインでも生命保険のご契約の際に相続税などの相談が増えています。また来年の2015年1月からは現在の相続税改正があり、いわゆる増税の流れになっています。
とは言うものの、『ウチは財産なんてないから、税金かからないから相続は関係ないよ』とおっしゃる方も多いですが、下の表を見てください。ざっと見て、基礎控除額が40%程度減っています。【基礎控除額】とは【遺産総額】から【課税遺産総額】を算出するための優遇措置です。簡単に言えば相続税がかかるラインとも言えます。
相続人数や相続の仕方にもよりますが、自宅の戸建にあたる3,000万円台から相続税がかかってくるようになったのです。これは驚きですね。誰が財産を相続するのか=相続対策次第によっては消費税10%の増税に加えて相続税まで納めなくてはなりません。大変です。
4人家族では4,800万円が相続税の分岐点
例えば夫が亡くなり、妻と子ども2人が相続人の家庭の場合ですが法定相続人は3人です。そうなると、3,000万円 + (600万円×3人) = 4,800万円までは相続税がかからないラインになります。4,800万円の財産と言っても現金だけではありません。定年退職してもらう退職金(1,000~3,000万円)もそうですし、戸建ての持家もあります。自動車もあります。そして死亡した時に何千万円も給付される生命保険もあります。計算してみると4,800万円のラインは意外と簡単にオーバーしてしまうのではないでしょうか。
配偶者に対する相続税額の軽減(法定相続分または1億6,000万円のいずれか大きい金額に対応する税額まで控除する)がありますので、相続財産が4,800万円を超えていたら全ての方に相続税がかかるわけではありませんが目安として大切です。
【4人家族の夫が亡くなった場合⇒法定相続人は3人(妻+子供2人) 】
相続税率が55%に上がった
基礎控除額の引き下げとともに、最高税率が55%(現在は50%)に引き上げられて税率構造の見直しも行われました。 一般的な相続財産の方は現在とほぼ変わりませんが、高所得者や土地不動産所有者などの財産価値が高い方にとっては増税です。2億円を超える相続の場合は事前に対策をしていないと納税額が増える傾向になります。
『争続』にならないために遺言書が重要
「遺言」と言うと、「自分が死んでからのことなんて縁起でもない」とか、「まだ元気なのだから必要ない」と思われる方が多いようです。しかし、万が一、自分に不幸があった時でも、遺された遺族が無駄な争いや遺産分割=『争続』に頭を悩まさないように、遺言を遺しておくことは大切なことです。
『争続』になる理由は亡くなった方の最終意志が不明であることが理由として多いようです。そのためにも遺言書を作成しておくことは大切です。遺言で明確な意思表示をし、紛争の種を残さないことが遺された家族や相続人に対する思いやりと言えます。
ひとことで遺言といっても、「自筆証書遺言」「公正証書遺言」「秘密証書遺言」の3種類があります。まず自分で書く「自筆証書遺言」。最も手軽で、遺言者が遺言書の全文、日付、氏名を自書し押印することで作成できます。費用もかかりませんがしっかり効力があります。
次に「公正証書遺言」。公証人立会いのもとに、公証人に遺言内容を口述し、その口述した内容をもとに公証人が作成する遺言です。証人もいて、公証役場で原本が保管されるので安全確実な方法と言えます。最後に「秘密証書遺言」。秘密とは遺言した本人だけが内容を知っていることです。公証人および証人2人以上に遺言書を自分の意思であると申し出て署名押印する遺言です。
3種類の遺言方法にはそれぞれに特徴があります。法的に有効な遺言を遺せば相続時の争いを避けることができます。
相続の相談は生命保険と一緒に
今回は相続&争続対策の話でしたがお役に立てたでしょうか。相続の話は遺族だけでなく税金の事も考えなくてはいけません。税金というのは基本的に現金で納めますから、その原資として生命保険がよく利用されています。
と言うのも、生命保険には特別に【法定相続人×500万円】の控除が認められていて、今回の改正でも変更はありません。我々ライフラインのスタッフにはファイナンシャル・プランナー資格者多数いますので、税金の兼ね合いなども含めて、保険と相続のポイントについて相談されてみてはいかがでしょうか。
最後に、8月はお盆もあってお墓参りなどで親族が集まったり、久しぶりに帰省される家族もいらっしゃいます。今後の相続方法などについて話し合う良い機会かもしれません。
2014年7月号 『水害』こそ保険の入り方が大切
台風・ゲリラ豪雨や津波対策として、自動車保険と火災保険の見直しが必要
『水害』こそ保険の入り方が大切
梅雨になってジメジメした気候が続いておりますが、皆さまお元気に過ごしていらっしゃいますでしょうか。世界的な異常気象で、梅雨がない北海道でも長雨が続き水災による被害が出ています。また6月末には東京の西部で大量のヒョウが降り道路を塞ぐなど大混乱が発生しました。
自然災害が日常的に起こる時代になったのは本当に困ったことです。そこで今回はゲリラ豪雨やヒョウ災、また津波などの『水の災害』からいかにして自分たちの財産を守るかをテーマに書いてみました。
豪雨で自動車が水没しても、車両保険が守ってくれる
こんな時あなたが加入している自動車保険で自動車を修理することができるでしょうか? 自動車が浸水してエンジンが損傷して動かなくなってしまった時の修理費は平均で60万円程度と言われています。エンジン周りの損害は多大な修理費がかかるようです。
運命の分かれ道は車両保険です。一般条件タイプか車対車・限定危険タイプかどちらかに加入さえしていれば、保険金で水没した自動車を修理することができるのです。車両保険は交通事故のためだけではないのです。
津波で自動車が流されても、僅か400円の特約が守ってくれる
東日本大震災で見た船と一緒に自動車が津波で流されるシーンは本当に衝撃的でした。一般的に津波は地震保険でカバーされているものと言われていますので、皆さん勘違いして津波で水没した自動車は保険金が出ないと思っているようです。
しかし、実は保険の入り方できちんと保障されるのです。『地震・噴火・津波車両全損時一時金特約』という内容で、文字通り全損になったら一時金として最高50万円が出ます。自動車が流されたり埋まったりして存在が消滅しても保険金が出ますし、運転席の座面を超えて浸水した場合も全損扱いとなります。補償の範囲が意外と広いのです。月々400~500円で加入できるので財布にも優しい保険です。
ここ秩父まで津波が上がってくるとは思えませんが、親戚が海側に住んでいることもありますし、旅行や転勤で海側に住むこともありますから重要情報として覚えておいてください。
土砂崩れで家が崩壊したら、『水災補償』が守ってくれる
火災保険の補償内容で必要がないと言われがちなのが『水災』。ウチは高台にあるから洪水の心配はないから水災補償はいらない…、マンションの3階だから洪水は関係ないよ…、と言って保険料の節約のために補償内容から外す方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は大雨による土砂崩れ⇒住宅被害にあった場合は水災で補償されるのです。高台の土地に住んでいる方が土砂崩れの被害に見舞われる可能性が高いものです。特に秩父エリアは山間に町が出来ていますから実は一番大切な補償と思っています。
また最近では、突然の豪雨で増加した水量のため行き場を失った下水などが溢れる(あふれる)都市型の洪水(こうずい)も増えています。これから夏のゲリラ豪雨や台風などによって多くの方が水災の危険と隣りあわせに暮らしているといっても過言ではありません。
津波で家屋を流されたら、『地震保険』が守ってくれる
地震保険というと、揺れによって家屋が倒壊したら保険金が出るだけと勘違いされているケースをよく聞きます。地震保険にはもっと役立つ内容があるのです。まず地震によって引き起こされた火災が対象となります。そしてもっともっと重要なのが津波・噴火による家屋の損壊・埋没・流失を対象としている点です。東日本大震災では自動車と一緒に家屋が流されている光景が多くありました。このよう想像を絶する災害に遭っても、火災保険に地震保険を付帯しておけば保険で家屋を取り戻すことも可能なのです。
水災で土砂崩れ被害を守ってくれる事と同様に、地震保険でも土砂崩れ(地震が原因)で家屋が埋没した場合も保険金で家屋を復活させることが出来ます。
入り方次第で、保険は120%頼りになる存在になる
今回紹介した内容は保険のある一部分の話です。しかしその内容を営業マンにしっかり説明されなかったり、きちんと聞かなかったり、自動車保険や火災保険に加入してしまうと甚大な被害になる水災において保険金が1円も出ないこともあるのです。
7月になって梅雨も明けますが、想像を超える異常気象によるゲリラ豪雨や台風、そして地震はまだまだ発生しそうです。この機会に自動車保険と火災保険の『水災』に関して保険点検を行ってみてはいかがでしょうか。保険証券をお持ちいただきましたら、ライフラインの専門スタッフが丁寧に説明します。
ご来店お待ち申し上げます。
2015年6月号 「自転車に関する道路交通法」の改正による保険について
「自転車に関する道路交通法」の改正で
逆に事故が増えなければ良いのですが…。
こんにちは。梅雨でも元気な小川です。さて今回は法律改正の話をまずは聞いてください。
平成25年の自転車による交通事故件数は12万1,040件ありました。これは自動車を含めた交通事故件数の19.2%になります。このように自転車事故の増加を受けて、今年の6月1日から自転車に関する法律である「自転車に関する道路交通法」が改正されました。自転車を運転中に危険な行為をした人を取り締まることが決まったのです。
そのため、今後は警察による自転車の摘発・補導が多くなります。例えば3年以内に違反や危険行為での交通事故を合わせて2回行うと、自転車運転者講習制度という有料の交通講習(3時間・5千円程度)を受けなくてはなりません。この講習を3か月以内の指定期間に受けないと5万円以下の罰金となります。14歳以上から罰金の対象になりますので、中学生であっても対象となる厳しいものです。
取締りの対象となる「危険な行為」は14項目あり、その内容を記した表(警視庁資料)を下記に紹介します。
ケガの保険=傷害保険の必要性が高まる
信号無視や酒酔い運転は危険行為で取り締まることは当然として、この他にも危険行為には当てはまらないけれども罰金となる行為があるそうです。
例えば、傘をさしての運転、無灯火での運転(反射板がついていない自転車も不可)、並列運転、2人乗り(6歳未満の幼児は可)、右折左折時の合図の不履行、踏切での一時停止違反、右側走行などです。
ある有識者の意見ですが、今回の改正よって逆に交通事故が増えるのではないかと指摘されています。ルールが周知されるまで混乱すること。さらに歩道の走行が制限されたことで車道を走行する自転車が増えるからです。
ルール混乱期のため、歩行中に自転車に衝突されケガをする場合もあれば、自転車同士の事故もあり得ます。そんな時のためにもケガの保障である役立つ傷害保険を紹介しましょう。
傷害保険の基本は入院&通院
ケガした際に必要な保障が用意されているのが傷害保険です。しかし、ポイントを押さえて加入していないと期待外れになることもあります。ここはしっかり内容チェックを行ってみましょう。
自転車に事故に限らず、仕事中、通勤途中、スポーツ中、旅行中、日常生活中等とあらゆる状況下でケガを補償します。
基本は入院と通院の補償です。入院は日帰りから最長1,000日まで補償し、通院は1日から90日まで補償します。手術をした場合は入院保険金日額×5倍か10倍出ます。入院を5,000円、通院を2,000円は最低限必要と言われていますが、最近ではもっと保険金額を大きくする方が増えています。
また死亡、後遺症害、介護保障等の保険も付帯できますので、心配に応じて保険金額を大きくすることも可能です。この点は他の保険との兼ね合いもあるので、ご加入の保険証券を持参の上ライフラインの専門スタッフにご相談ください。
ケガは健康状態や年齢に関係なく起きるものです。おススメは家族全員が対象となる家族特約で加入することです。
保険金が出ない事故も知っておこう
せっかく傷害に保険に入っていて保険金が出ないのは悲しいことです。出ないことがないように大事な注意点を記しておきましょう。
重大な過失や故意(わざと)のケガは当然出ません。自殺行為、犯罪・闘争行為も出ませんし、地震や噴火また津波、戦争・暴動によるケガも保険金が出ません。
無資格運転・酒気帯び運転も出ません。ここまでは常識的な内容ですが、次からが重要です。脳疾患、疾病、心神喪失で起きたケガや、医学的他覚所見のないむちうち症・腰痛も保険金が出ません。
そしてピッケルを使用する本格的登山でのケガや、ハングライダー等の危険なスポーツでのケガは保険金が出ません。ただしハイキングなどは保険金が出ますのでご安心を。
最後に身内(3親等内親族)によって事故⇒ケガ、同居の親族による事故⇒ケガも保険が出ないのでご注意ください。
個人賠償責任保険加入は必須
そして、傷害保険に加入するなら「個人賠償責任保険」に必ず加入するべきです。個人賠償責任保険とは、他人にケガをさせた時、他人のモノを壊した時に法律上の賠償責任が生じた時に保険金が出る特約です。特約のため単独では加入できないので、傷害保険に付随して加入することをおススメしています。
事故によるケガは自分だけでなく、相手があって起きるものです。自分が軽傷で済んでも、相手が重傷で後遺症害が残って大変な思いをしたというニュースは良く聞きます。相手への補償を考えることは、本当の意味で自分を守ることになります。
ライフラインでは本当の意味で皆さまの生活を守る保険を案内しております。いつでもお気軽にご相談ください。
2014年6月号 医療保険の新商品が登場
「新・健康のお守り」 医療保険(2014) 新発売
夏日の便りが聞かれるこの頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。寒暖差が激しくて体調を崩されている方も多いと聞いております。体調管理にはくれぐれもご注意ください。
さて、ライフラインも移転してもう2か月になります。駐車場を広くしましたので自動車で気軽に立ち寄れる環境です。仕事帰りや週末のお出かけついでに是非ご相談にご来店ください。
保険相談のご参考までに、今回は最新の保険ニュースをお知らせいたします。弊社で取り扱っています損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険から新しい医療保険が発売されました。
手術は公的医療保険の対象となる約1,000種類を保障いたします。
従来の「健康のお守り」医療保険(08)では約款所定の89種類の手術が給付の対象だったのが、「新・健康のお守り」では公的医療保険の対象となる約1,000種類に変更。給付金額も手術の内容に応じて入院給付金日額の40・20・10・5倍のタイプ(手術Ⅰ型)と一律入院給付金日額の5倍のタイプ(手術Ⅱ型)を選ぶことができるようになりました。
三大疾病による入院を通算して無制限に保障します。
「新・健康のお守り」では長期化しやすい三大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)による入院の場合は、通算支払限度を超えて疾病入院給付金を受けとれます。高齢になり入院を繰り返した場合は安心できます。
さらに、オプションを付加すれば三大疾病による1回の入院限度日数も無制限になります。(三大疾病支払日数無制限特則)
先進医療給付金の支払限度額が2,000万円まで拡大しました!
がん治療に有効な陽子線治療や重粒子線治療などの公的医療保険の対象外である「先進医療の技術料」に対して給付金が出る先進医療特約。各社からも先進医療特約が出てきていますが、「新・健康のお守り」では通算支払限度額を従来の「健康のお守り」の1,000万円から2,000万円に引き上げられました。今まで以上に最先端の治療を安心して受けることができます。
10年払いが選べます。
保険料払込期間も柔軟に設定できるようになりました。終身保障の場合、従来の「健康のお守り」では終身払いに加えて55歳から5歳刻みで選ぶパターンしかありませんでしたが、「新・健康のお守り」では10年で払込完了することが可能になりました。10年払いによって、経済的に様々な工夫ができます。
例えば大切なお子さんやお孫さんのために10年間で一気に支払いを済ませて社会人になる時に、医療保険をお子さんお孫さんへ贈与することができます。また法人で契約すれば、定年前の10年間で支払いを済ませて一生涯の医療保障を確保することもできます。
商品の詳細につきましては、株式会社ライフラインまでお問い合わせください。
皆さまのご来店をお待ちしております。
2014年5月号 新事務所がスタートしました
サービス向上を目指してスタッフ全員で頑張ります
すっかり気候も穏やかになり日々過ごしやすくなってきました。皆さまはお変わりございませんでしょうか。
さて、弊社は4月14日をもって寺尾へ移転致しました。今回はその新事務所についてご説明させていただきます。
場所は地図の通りアクセスしやすい寺尾交差点から50メートルになります。車での来店がしやすく駐車場も30台まで大丈夫です。
▲駐車場は30台以上OK。秩父ミューズパークの看板が目印です。〒368-0056 埼玉県秩父市寺尾1158-1 TEL:0494-22-7050
今回の新装移転はお客さまへのより一層のサービス向上のために行いました。保険の相談もより行いやすくするため、これまでのカウンター受付に加えて個室の相談部屋も完備しました。他人に聞かれたくないセンシティブなお話もできますのでより深い相談が行えるようになりました。
店内の雰囲気1
▲店内は広くなりカウンターは3席用意しました。プライバシーを守る個室は2部屋完備
店内雰囲気2
▲粗品を進呈する際には遊び心のあるユーホーキャッチャーを用意。お子さん連れで来店された方から喜んでいただいております
4月号でもご紹介しましたが、自己研さんできる研修室も完成しました。広さは40名も収容できる規模ですので、今後はお客さまを招いての保険セミナーも開催できます。早速、損保ジャパンの専門家にお願いしてスタッフ一同、自動車保険の勉強会を行いました。最新の自動車保険の利用方法は非常に役に立ちますので、連休が明けましたらお客さまへ情報提供を行ってまいりますのでよろしくお願いいたします。
▲自動車保険の最新情報に加えて、NKSJひまわり生命の新しい医療保険についても勉強しました。保険料も安くなり保障も充実しましたので改めてご案内いたします
移転を機にプロの代理店として他店にない専門的なコンサルティングや情報提供を行って参ります。スタッフが笑顔でお迎えいたしますのでぜひお気軽にお立ち寄りください。今後ともよろしくお願いいたします。
▲寺尾の交差点から見た弊社社屋。ご来店お待ちしております
2014年4月号 事務所移転のお知らせ
謹啓 春たけなわの今日この頃 益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
さて、この度四月十四日より事務所を移転させていただくことになりました。
更なる安心を提供するために新事務所では自己研鑽する研修施設を整えました。
社員一同誠心誠意業務に取り組み、より一層のご要望にお答えする所存でございます。
何卒 倍旧のご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
まずは書中をもってご挨拶申し上げます。
敬具
平成二十六年四月
株式会社ライフライン
代表取締役 小川訂
記
新住所: 〒368-0056 埼玉県秩父市寺尾1158-1
電話番号:0494-22-7050
2014年3月号 大雪で役立つ火災保険と自動車保険
大雪で役立つ火災保険と自動車保険
そろそろ桜のニュースが各地から聞こえてきますが、ままだ歴史的な大雪の余波が残る秩父です。その後、皆さま無事にお過ごしでしょうか。
今回の大雪の原因は南岸低気圧の影響と聞いておりますが、この南岸低気圧は今後も発生して関東エリアに大雪をもたらす可能性があることが予報されています。来年以降も注意したいキーワードです。
今回二週間にわたっての積雪は1メートル前後と、私も経験したことがない量でした。交通が断絶された地区もあり生命の危機に直面された方もいらっしゃったと聞いております。街中も除雪もままならず、至る所で自動車が立ち往生。想像できないほどの渋滞が発生し交通網が麻痺しました。
大災害と言える大雪によって自動車事故が多発し、落雪による家屋の倒壊などの相談がライフラインだけでも100件以上受けました。緊急事態の事故相談のために、女性社員たちも雪道を長時間歩いて出社して対応してくれました。困った時こそ皆で助け合う精神が大切だと痛感した次第です。
こうした悲しい被害も、実は加入されている自動車保険(車両保険)や火災保険によって保険金が支払われる可能性があります。今回お問い合わせ頂いた100件以上の事故全てで支払われるわけではありませんが、まずは問い合せてみてはいかがでしょうか。我々はひとつ一つ親身にご相談させて頂きます。
雪災で保険金が出るか出ないかは契約内容や事故状況にもよりますので、被害に遭われた方は保険証券を今すぐ確認してみてください。もし詳細が分からないようでしたら、ライフラインまでご来店頂くかご相談のお電話を頂ければと存じます。
自動車保険は、車両保険の加入内容が大切
やはり慣れない雪道の運転で自動車事故が多発しました。車同士の衝突もあれば、スリップしての自損事故など多種多様。簡単ですが雪による事故に関してまとめてみました。
ポイントは車両保険です。車両保険には①一般条件と②車対車+Aの2種類ありますが、この加入内容によっては同じ事故でも保険金が出ない場合があるのです。覚えておいて欲しいのはスリップによって壁などに衝突する自損事故です。この場合、①一般条件では保険金は支払われますが、②車対車+Aでは支払われません。②車対車+Aは基本的に車同士の事故を対象としているからです。ただし、雪の塊が落ちてきて車のボンネットを破損した事故は保険の対象となります。
ただしカーポートが雪によって倒壊して、自動車の屋根やフロントガラスが壊れた場合は保険会社や特約によって対象とならない場合もあります。詳細は加入されている保険会社や代理店へ問い合わせてみてください。今回の雪災を機会に自動車保険の内容確認を行ってみてはいかがでしょうか。本当に事故が起きてからでは取り返しがつかないですから。
火災保険の補償対象は幅広いけれど…
雪災は大切な家屋にも大被害を与えました。屋根の瓦が雪の重みで崩れて損壊、さらに水漏れで家中が水浸しになった…。車庫(家屋に接していて倉庫兼車庫になっているなどの条件あり)が大雪によって倒壊したなど…。様々な被害がありますが、実は損害が20万円以上でないと保険金が支払われない、自己負担が10万円あった…など、契約によって細かな支払い条件があります。契約時に補償内容をしっかり確認して頂いて契約することの大切さをスタッフ一同改めて実感しました。
火災保険で確認してほしいのが「風災・雹災・雪災」という項目です。保険証券に多くの補償項目が区分されているため分かりにくいかもしれませんが、もし「風災・雹災・雪災」の項目が契約されていれば、支払い条件がありますが、先述した事例などが補償の対象となります。
保険証券のどこを見ていいか分からない方は、弊社で補償内容を確認しますのでライフラインへ直接ご来店頂くかお電話にてお問い合わせください。新築時に加入した古いタイプの火災保険は補償内容が最新の支払い条件と違っている場合が多くあります。この点は確認が必要です。
ケガの保険のお問い合わせが増加しました
大雪の中の転倒・転落事故も多く発生しました。雪かきによる転落事故は雪国で毎年聞かれる話ですが、秩父でも雪かき中の事故が発生したと聞いています。擦り傷程度でしたら後々笑い話で済みますが、滑って腰を強打して激しい打ち身になったとか、転倒の際に手をついて腕を骨折したなどのケガの事故も多発しました。頭の打ち所が悪かったら…と想像するだけで不安になります。高齢者の方の事故が多かったようで、弊社への問い合わせも年配の方から多くありました。
雪によるケガの場合も傷害保険が役に立ちます。医療保険などの入院保障とは違って、接骨院への毎日の通院に対して保険金が支払われますから安心して治療に専念できます。
災害は起きてからでは遅い。備えあれば患いなし!
子供のころ、秩父市に1メートルの大雪が降るなんて想像すらできなかったことです。いまだ信じられず夢の世界にいる感覚です。地球上で起きている異常気象は我々にとっても身近な出来事なのです。災害は起きてからでは間に合いません。これからは自然災害を考えた保険の加入が必要になります。
「備えあれば患いなし」とお役に立てるように我々ライフラインのスタッフも日々努力していきます。
最後に最新の情報を! 今回の雪災に関して早くも保険金詐欺が起きています。家屋の修理に「保険金が使える」と言って、保険金の代理請求を行ったり、保険金額内で完全修理すると言って修理しなかったりと、既に秩父でも発生しています。保険会社等から依頼を受けて活動しているとウソをついて信用させる手口もあるようです。電話やネットでの勧誘やチラシ配布などで活動しているので見知らぬ業者や甘い言葉の誘いには乗らないように注意してください。
2014年1月号 新年のご挨拶
旧年中は一方ならぬご厚情を賜り誠にありがとうございました。
皆さまのお陰を持ちまして、弊社は無事新春を迎えることができました。
感謝の気持ちで一杯でございます。
さて、安倍総理の経済政策のおかげでしょうか、景気も上向きに感じられてきました。
忘年会に並んで、新年会の予定も増えているそうです。
しかし、新年度4月からは消費税が8%に! 月々の家計に大きく影響が出てきそうです。
新春早々ですが、毎月の支出である保険全般を見直すことが必要になってきます。
弊社では、本年もお客さまの『生活=ライフ』を守るために、ライフプランを含めて総合的な保険相談を行っております。より一層お客さま目線でのご相談を行ってまいりますのでいつでもお気軽にご来店ください。
最後に、皆々様のご健勝と御多幸を心よりお祈り申し上げて新年の挨拶とさせていただきます。
株式会社ライフライン 社員一同
2013年12月号 地震・津波・風水害から家族と財産を守るために
防災対策は家族の決まり事が大切
豪雨による土砂崩れや竜巻、断続する地震など、今年も各地で自然災害が発生しました。年末になってこのような話をさせて頂くのは、大掃除を行う際に一緒に防災の準備・点検を行ってもらいたいと思ったからです。自然災害が発生した場合、家の中にいるからといって安全安心とは言えません。タンスや冷蔵庫など家具が転倒・落下したことで下敷きになったり、避難経路を塞がれて逃げ遅れたりすることが多いというのです。特に高齢者の方や小さなお子さんがいるご家庭では転倒・落下の対策が必要になります。ホームセンターに家具の転倒防止対策品が300円(L型金具)から用意されていますので年末の買い出しの際に購入されてはいかがでしょう。たった数千円の防災対策=命を守ることができるのですから。
固定方法 | 価格の目安 |
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L型金具で固定する
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300~1,000円
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ベルト式、チェーン式
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1,000~2,000円
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ストッパー式
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1,000~2,001円
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ポール式
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5,000~7,000円
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防災グッズはどこまで準備する?
防災グッズや非常用食料など、災害に備えて一体何を準備したら良いのか? 食料や水は何日分用意すればいいのか? 総務省消防庁のサイトに非常時に最低限必要な防災グッズを記載されています。準備リストとして役立てください。最低限の準備内容ですので、まずはご自宅にあるか確認してみてください。
■『非常時に最低限必要な防災グッズ』
□印鑑 □貯金通帳 □現金 □救急箱 □懐中電灯 □ろうそく □ライター □缶切り □ナイフ □手袋(軍手) □哺乳瓶 □衣類 □ラジオ □電池 □ヘルメット □防災頭巾 □水 □食品
総務省消防庁のサイト http://www.fdma.go.jp/html/life/sack.html
ライフラインが止まった場合の準備は?
災害が発生して困るのは電気・水道・ガス等のライフラインの途絶です。経験したことのない不便で不安な生活が始まります。苦難を乗り越えるためには普段からの備蓄がものをいいます。食料の準備は3日分と言われていますが、実は優先順位としては最後の方なのです。水があれば人間は生きていけますからね。これまでの自然災害において、食料不足で亡くなった方はいないそうですし、ライフラインが停止しても数日内に救援物資が届くからです。 そのため、防災グッズは生命の危険を軽減するものを用意し、次に家屋が危険状態になった場合に避難に役立つものを用意します。また避難所生活が長期になる場合に備えて、健康維持のためのものを用意しておくと良いそうです。
市販の非常用持ち出し袋に自分の必要なものを入れて、その家独自の防災グッズを揃える方法だと手軽に行えますね。下記に役立ちそうなグッズの詳細や注意点を記しておきますので、『非常時に最低限必要な防災グッズ』に加えて準備してください。
災害の時には水がストップして水洗トイレは非常に困ります。また避難場所でも不足することもあります。そこで便利なのが簡易トイレ。消臭剤で排泄物の臭いが軽減されるタイプや、吸収剤で固めるタイプもあります。一つあると緊急時に役立ちます。
■さらに用意しておきたい防災グッズ
医薬品:
常備薬、三角巾、包帯、ガーゼ、脱脂、ばんそうこう、はさみ、ピンセット、消毒薬、整腸剤、持病のある方はその病気のための薬(薬品名のメモも)※小児、高齢者のいる家庭は別途必需品を用意
衣類:
重ね着の出来る衣類、防寒具、毛布、下着類、靴下、軍手、雨具、カイロ
避難所用グッズ:
着替え、毛布、布団、寝袋、タオル、ティッシュ、ウェットティッシュ、ビニール袋、オムツ・生理用品、筆記具(油性)、食器類、スプーン
避難・救助用品:
笛、コンパス、ナイフ、ロープ、懐中電灯、シャベル、バール、ノコギリ、ハンマー等の工具
役立つ日用品:
布粘着テープ(油性マジックを使ってメモに使用。ガラスの破片の除去に利用)、ラップ(水不足の時に食器に使用、保存用に使える)、梱包用ヒモ、風呂敷、ダンボール、簡易トイ
飲料水:
1人1日3リットルが目安(家族3人で2リットルペットボトル12本~18本用意:飲用のみで3~4日分あれば安心)
非常食:
保存期間が長く火を通さず食べられる食品(レトルト、インスタント、クラッカー、缶詰など安価な食を貯めておいて古くなったら消費する)保存可能期間2年~5年が理想
電気の確保はマイカーで行える
災害時には停電して電気が使えなくなります。電話、インターネット、そして様々なアプリで役立つスマートフォンも電源が無くなればただの物体です。現代では電気がないと生活に困ることが多いのです。
停電に備えて電池を用意するのは当然ですが、自分の車があれば、DC/ACインバータを利用して家電製品を使うことができます。シガーライターに差し込めば携帯電話・スマートフォンも充電できます。その際エンジンをかけて充電を行わないと1時間程でバッテリー上がりを起こしてしまいますので注意しましょう。余談ですが、新潟の中越地震の際は復旧に時間がかかり、ガソリンエンジン式の発電機や投光器が本当に役立ったそうです。高額なため誰もが準備できるものではないですが覚えておくと良さそうです。
171 災害用伝言ダイヤルで安否を録音
地震や大雨などの災害が発生した場合、被災地に電話が集中してつながりにくくなります。そこで覚えておいて欲しいのが『171』の災害用伝言ダイヤルです。自宅の一般電話の番号をキーにして、被災地外の家族や親戚、知人などに無事を知らせることができるようにするものです。使い方は簡単で、音声従って30秒間の音声録音ができます。再生も電話番号をキーに行えます。
さらに道路も寸断されてしまうと、仕事中や学校へ行っている子供さんと離れ離れになることも考えられます。いわゆる帰宅困難です。車で動くのは危険ですし、動けたとしても大渋滞によって身動きが取れなくなります。電話もネットも通じず安否確認すらできません。そんな非常事態時の連絡の取り方、帰宅方法、そして最終的な集合場所の取り決めも家族みんなで行っておきましょう。
家族や親族が集まる機会が多い年末年始こそ、家族間の取り決めを確認致しましょう。
自然災害を乗り越えるために『保険』の確認を
大災害が発生して生命が助かったとしても、家屋の損壊、自動車の損害など財産への被害を修復しなくてはなりません。被害状況によっては家屋の建て替えで何千万円の出費となることも…。火災保険や自動車保険の加入の仕方で自己負担なく保険金で元通りに修復することができます。災害が起きてからでは遅いのが保険。ちょっとした特約の設定で保険金が出る、出ないかが分かれます。
年末年始の準備で忙しいとは思いますが、防災グッズの購入と併せて是非ライフラインへお立ち寄りください。無料で災害に関しての保険の点検をさせて頂きます。
2013年8月号 火災保険について
昔に加入したからといっても安心できない…。
最新の火災保険は我々をしっかり守ってくれます
今年の夏は猛暑と集中豪雨と大変な夏を迎えておりますが、皆さまは元気にお過ごしでしょうか。
また、台風・豪雨によって被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。
さて、今回のお話は火災保険の正しい入り方についてです。
火災保険と言えば、火事になった時に保険金が出るだけ…、と考えている方が多いようですが、実は補償の範囲は10通り(建物対象)と幅広いのです。下の表を見ると、この夏猛威をふるった集中豪雨による水災も含まれています。
【火災保険の補償内容一覧】
- 火災
- 落雷
- 破裂・爆発
- 風災、雹災、雪災
- 水災
- 建物外部からの物体の落下・飛来・衝突
- 漏水などによる水濡れ
- 騒擾・集団行動等に伴う暴力行為
- 盗難による盗取・損傷・汚損
- 不測かつ突発的な事故(破損・汚損)
自宅を購入した際に火災保険に加入されている方が大半ですが、その内容についてきちんと理解して加入されているでしょうか? もしくは補償内容を覚えていらっしゃいますでしょうか?
と言うのも、つい先日ある有名なお寺の火災保険を点検させて頂いたところ、重大な補償漏れを発見したからなのです。火災保険の対象として『基礎工事』が含まれていませんでした。これは大変です。もし全焼して基礎の再建が必要になっても基礎工事分の保険金が出ません。つまり建て直すには基礎工事分の何百万~何千万円が自腹になるのです。
そのお寺は文化財に指定されるほどで、寺社専門の代理店が管理していました。ただ過去にうっかり設計ミスした保険内容を疑わず、そのまま契約更新を繰り返していたのです。お互いに信用していても、保険内容の確認はやはり襟を正して慎重に行わなければいけません。私も良い教訓になりました。
内容が分からなければ
安心することはできません
その意味でも、火災保険に入ったけれども随分前で覚えていないな…、というお家の場合はぜひ点検することをオススメします。例えば住宅ローン30年を組んでいるケースですと、火災保険の期間も30年にしています。一括で保険料を支払っていると、点検する機会はほぼありません。事故が起きてみて、対象となる補償に入っていなかった!? といった悲劇にならないようにライフラインの専門スタッフがお手伝いします。
火災保険の点検は保険証券をお持ちいただければ無料で行います。事前にお電話頂けましたら待ち時間なく点検可能です。この夏休みにどうぞご来店ください。
保険金額の設定方法次第で
1、000万円損することもある
そしてもう一つ大事なポイントがあります。保険金額の設定方法です。最近の火災保険では「新価」を基準に保険金を設定することが主流になっています。実は「新価」でないと十分な補償が受けられないからです。
「新価」とは同等のものを新たに建築あるいは購入するために必要な金額をいいます。昔の火災保険は「時価」で設定したケースが多く、「経過年数による価値の減少や消耗分」を差し引いた現在の価値が金額となります。そのため購入した際より金額は低くなります。
例えば、20年前に2、000万円で購入した建物が全焼した場合、同じように建て直すには2、500万円が必要とするケースでは、
「新価」では 2、500万円が出ます。しかし「時価」では経過年数と消耗分を引いた金額の1、500万円しか出ません。
保険金の設定方式だけで1、000万円差が出るのですから、これも点検しなくてはいけない項目ですね。
多く掛けても、少なく掛けても損をする
保険金額は適切に計算してもらおう
火災保のお勉強の最後として、保険金を実際にいくらに設定するかについてお話しします。
火災保険は建物と家財にかける保険です。建物や家財それぞれ別々にいくら?という形で加入しますが、保険金額の設定次第で十分な補償を得ることができなくなることがあります。
心配だからといって、2、000万円の建物に2倍の4、000万円の保険金を設定しても、被害に遭ったのが全損で2、000万円でしたら2、000万円しか出ません。これを超過保険と言って、保険料を倍額払って保険料の無駄になります。また保険料は返金されません。
反対に、2、000万円の建物に対して保険金を半分の1、000万円に設定した場合、損害額が500万円としても実際に出るのは比例てん補で減額されて、312.5万円しか保険金が出ません。
いずれにしても、保険金額の設定は専門家に算出してもらうのが安心です。正確に設定しないと損をするのは皆さま自身ですからね。
火災保険はお家の守護神
覚えておいて欲しい保険金が出るケース
では、火災保険はどんな時に補償されるのか? 勘違いしやすい例から説明しましょう。
①自宅で車庫入れをした時、誤って車庫の柱に激突して自動車も車庫も修理が必要になった場合、車の修理代は車両保険に加入していれば出ますが、車庫の修理代は火災保険から出るのです。「建物外部からの物体の落下・飛来・衝突」によって、自動車保険ではカバーできない部分を補償してくれるのです。この事故、結構ありそうですよね?
②小さいお子さんがテレビのリモコンを投げてしまいリモコンがテレビを直撃。液晶部分が割れてしまい、液晶交換修理のために15万円かかることになりました。この修理費用も「不測かつ突発的な事故(破損・汚損)」によって保険金(自己負担分1万円あり)が出るのです。
③外から石が飛んできて窓ガラスが割れてしまった場合も、「建物外部からの物体の落下・飛来・衝突」によってガラスを直すことが出来ます。
④自宅のアンテナに雷が落ちて、アンテナからの過電流によりテレビが故障。そのテレビを買い替えた場合も「落雷」の補償により保険金が出ます。
⑤夜、駅から徒歩で自宅に向かって歩いていたら、後ろから走ってきたバイクにバッグをひったくられてしまった。バッグの中には、現金5万円が入ったお財布が入っていた場合、携行品損害特約を付帯していると補償してくれます。
⑥友達の結婚式に向かって、駅の階段を降りていたら足を踏み外して転倒。ケガはなかったのですが、着ていた結婚式用の高級服がバサっと破れた場合、これも携行品損害特約を付帯していると修理代を補償してくれます。
外や意外! 火災保険はとても便利な補償が盛り沢山です。火災保険というから分かりにくいのかもしれませんが、大切なお家を守ってくれる総合的な保険と考えて、内容を正確に理解して加入するべきです。内容が分かっていれば安心安泰。この機会にライフラインで火災保険の点検を行ってみてはいかがでしょうか。
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