月間ニュースレター
おがわ通信 9月号
9月1日 防災の日を機会に保険の点検を行いましょう
あなたの自働車保険と火災保険は
自然災害に対応していますか?
9月1日は防災の日です。秩父でも毎年防災訓練を行っていますが、地震、水害、風災(台風)など入れ替わり発生していて、気が休まりません。被災された皆様へ心からお悔みとお見舞いを申し上げます。
防災の日は
台風が大きくかかわっている
さて、防災の日のおさらいです。なぜ防災の日は9月1日なのでしょうか? 9月1日は立春から数えて210日目で、昔から台風が来襲する厄日とされてきました。また、この時期が稲の開花期にあたり、大きな台風が来ると稲作に甚大な損害を与えていました。
しかし、統計的には9月1日が特に台風が来襲しやすいわけではなく、大被害はその後の9月後半から10月にかけて発生していることがほとんどでした。嵐の前にして穏やかな日にこそ、気を引きしまて準備する考えがあったそうです。
その昔からの言い伝えがあったところに、関東大震災が9月1日に起きているのです。関東大震災は火事による焼死が多かった事が知られていますが、これは日本海沿岸を北上する台風によって関東地方に強風が吹き込んだことが要因の一つと言われています。偶然とは思えない出来事です。今年の防災の日はこれまで以上に真剣に訓練や準備を行いたいものです。
震度5以上の地震と集中豪雨は
年々増加し続けている
毎年のように地震被害、水害、土砂崩れなど発生していますが、実際のところ、昔と比べて天災は増えているのでしょうか? 損保ジャパンの資料を調べてみました。1987年から2016年の30年間を、15年ごとに分けて、震度5強以上の地震の発生回数を比べると、前半の15年間では29回の発生。2002年からの後半15年間では96回も発生していました。
驚くことに、3倍以上も増えているのです。
また、グラフの右側には今後30年以内に震度6弱以上の地震が発生する確率が載っています。ただし、この確率が低くても油断できないのです。大きな震災被害が起きた熊本では、発生確率は12.7%だったそうです。資料にも書いてあるように、地震はいつ、どこで起きてもおかしくないです。
さらに下のグラフを見てみましょう。こちらも同じように、15年間の集中豪雨の回数の比較をしています。一時間に50ミリ以上の大雨の回数です。50ミリ以上の雨は滝のように降るイメージです。 前半15年間は3,064回だったのが、後半では3,463回と10%以上増えています。
自動車保険は車両保険が重要
ところで、自動車保険には車両保険という補償があります。車両保険は衝突事故に限らず、台風や大雪・大雨などで被害が出た場合でも役に立つ補償であるとをご存知でしたか? 実は6割の方が車両保険を付帯されているのですが、そのうちの10人に1人のお客さまが車両保険で助かっていらっしゃいます。自然災害に限らず事故も含めてですけれども、意外と多く使っているのです。
車両保険に入っているのか? また十分な車両価格の設定になっているのか? 防災の日を機会にライフラインで自働車保険の内容確認を行ってください。確認は無料ですのでお気軽に保険証券を持参のうえご来店ください。年々増加している集中豪雨によって、もしマイカーが水没したら…、自働車ローンだけが残ることは避けたいですよね。
ただし、車両保険では基本的に地震による被害で保険金は出ませんので、地震や噴火、津波による被害がマイカーに起きた場合に備える別の特約が必要です。詳しくは相談の際にお聞きください。
割安な火災保険に加入していると
水害に対応していないことがある
自働車の被害も怖いのですが、「住居」の災害被害はもっと甚大で恐ろしい結末になります。住む場所が無くなり、経済的損失が何千万円単位になるのです。集中豪雨で川が氾濫した場合、火災保険の「水災」という補償で対応するのですが、保険料を下げるために水災を外している方が結構多いのです。さらにさらに!!、水災に入っていないと、土砂崩れも補償されません。我が家は高台にあるから大丈夫と思っていても、土地が崩れて土台から家屋が倒壊することもあれば、広島での土砂災害のように家屋が一瞬で流されることもあります。「ついているつもりが、大事な補償がついていなかった!?」なんて話にならないように、ライフラインで火災保険の内容確認を行ってください。自働車保険と火災保険の証券をお持ちいただければ、すぐに診断致します。
あなたの自宅エリアの
ハザードマップを無料で提供します
最後に、こちらをご覧ください。ライフラインではご自宅があるエリアの水害、土砂災害、地震、津波などの危険度が分かるハザードマップを無料で提供しています。例えば地震が起きた時の津波の浸水予測などが確認できますしし、災害時の避難場所なども一目でわかります。防災の日を迎えて、緊急災害時の備蓄の水と食糧を交換する方も多いでしょう。その際にハザードマップも準備して、もしもに備えてご家族で話し合っておかれると良いのではないでしょうか?
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