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月刊おがわ通信

おがわ通信 7月号

「夏本番」熱中症に気をつけて!

熱中症での救急搬送は
7月と8月が大半なのです

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夏本番です。関東甲信地方が6月に梅雨明けしたのは観測史上初めてのことです。夏は旅行やレジャーなど楽しみがたくさんですが、気をつけなければいけないのは、やはり暑さによる熱中症です。子どもや高齢者はもちろんのこと、我々も普段から熱中症予防には気をつけたいものです。
今回は熱中症について確認しましょう。熱中症とは、温度や湿度が高いなかで、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇やめまい、体のだるさ、ひどいときには、けいれんや意識の異常など、さまざまな障害をおこす症状のことです。
総務省消防庁の統計によると、昨年(平成29年)5月から9月の5か月間に熱中症で救急搬送された人は全国で5万2984人もいました。月別では、5月が3401人、6月が3481人で、7月が最多の2万6702人、8月が2番目で1万7302人、9月が2098人でした。

汗腺が未熟な子ども、
汗をかきにくい高齢者は特に注意
子どもは汗腺などの体温調節機能が未熟だったり、身長の低さから地面の照り返しで高い温度にさらされやすいため、一般成人と比べて熱中症にかかりやすくなります。
また、高齢者も、汗をかきにくいなど体温を下げるための体の反応が弱くなりがちで、暑さを感じにくかったり、のどの渇きを感じにくかったりと、熱中症の自覚をしにくいため、子どもと同様に熱中症になる危険が高いのです。
熱中症予防のポイントとしては「部屋の温度をこまめにチェックすること」「室温28℃を超えないように、エアコンや扇風機を上手に使うこと」「のどが渇かなくてもこまめな水分補給をすること」「外出の際は体をしめつけない涼しい服装で、日よけ対策もしておくこと」「1日1回は汗をかく運動をすること」「無理をせず適度な休憩をとること」「日頃から栄養バランスの良い食事と体力づくりを心がけること」などが大事です。
熱中症は、高温多湿な環境に、私たちの身体が適応できないことで生じるさまざまな症状の総称です。 以下のような症状が出たら、熱中症にかかっている危険性があります。

1めまいや顔のほてり
めまいや立ちくらみ、顔がほてるなどの症状が出たら、熱中症のサインです。
一時的に意識が遠のいたり、腹痛などの症状が出る場合もあります。

2筋肉痛や筋肉のけいれん
「こむら返り」と呼ばれる、手足の筋肉がつるなどの症状が出る場合があります。
筋肉がピクピクとけいれんしたり、硬くなることもあります。

3体のだるさや吐き気
体がぐったりし、力が入らない。吐き気やおう吐、頭痛などを伴う場合もあります。

4汗のかきかたがおかしい
ふいてもふいても汗がでる、もしくはまったく汗をかいていないなど、汗のかきかたに異常がある場合には、熱中症にかかっている危険性があります。

5体温が高い、皮ふの異常
体温が高くて皮ふを触るととても熱い、皮ふが赤く乾いているなどの症状も熱中症のサインです。

6呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない
声をかけても反応しなかったり、おかしな返答をする。または、体がガクガクとひきつけを起こしたり、まっすぐ歩けないなどの異常があるときは、重度の熱中症にかかっています。すぐ医療機関を受診しましょう。

7水分補給ができない
呼びかけに反応しないなど、自分で上手に水分補給ができない場合は大変危険な状態です。この場合は、むりやり水分を口から飲ませることはやめましょう。すぐ医療機関を受診しましょう。

熱中症予防の基本は
水分、塩分、睡眠
熱中症にかからないためには以下のポイントがあります。今年の猛暑には特に気を付けたいですね。
「水分を」こまめに取る
のどがかわいていなくても、こまめに水分をとりましょう。スポーツドリンクなどの塩分や糖分を含む飲料は水分の吸収がスムーズにでき、汗で失われた塩分の補給にもつながります。
「塩分を」ほどよく取る
過度に塩分をとる必要はありませんが、毎日の食事を通してほどよく塩分をとりましょう。大量の汗をかくときは、特に塩分補給をしましょう。ただし、かかりつけ医から水分や塩分の制限をされている場合は、よく相談の上、その指示に従いましょう。
「睡眠環境を」快適に保つ
通気性や吸水性の良い寝具をつかったり、エアコンや扇風機を適度に使って睡眠環境を整え、寝ている間の熱中症を防ぐと同時に、日々ぐっすりと眠ることで翌日の熱中症を予防しましょう。
「丈夫な体を」作る
バランスのよい食事やしっかりとした睡眠をとり、丈夫な体をつくりましょう。体調管理をすることで、熱中症にかかりにくい体づくりをすることが大切です。
熱中症の対応は

傷害保険と入院保険で行う
実際に熱中症になったら大変です。重度の症状で救急車で搬送された場合、入院が必要となります。ケガの保険である傷害保険には特約によってお子さんが対象ですが給付されますので、この7月から始まる猛暑を機会に傷害保険に加入してはいかがでしょうか。小学生の場合、暑さを忘れて遊んでしまうものです。ノドがカラカラになってから水分補給をしてからでは遅いと言われています。また、部活動で頑張っている中高生などは頑張り過ぎてしまうものです。月々1,000円台から加入もできますので、ライフラインへご相談ください。
傷害保険の加入の際に、併せて、ご家族の入院保険の見直しを行ってみてはいかがでしょうか? 熱中症に対応できているのか? 保険証券を持参頂ければ専門スタッフが確認致します。

【熱中症の応急手当】
涼しい場所や日陰のある場所に移動しましょう。
衣服を緩め、安静に寝かせましょう。
エアコンをつける、扇風機・うちわなどで風をあて、体を冷やしましょう。
保冷剤で体を冷やすことも効果的。
首の回りやわきの下、太もものつけねなど太い血管の部分を冷やしましょう。
飲めるようであれば水分をこまめに取らせてあげましょう。

月刊おがわ通信

おがわ通信 6月号

6月は火災保険と入院保険の点検が必要です

梅雨の季節は水害と食中毒に注意しよう

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最近火災保険に水災が付帯されていないケースが増えている
毎年のように大雨による災害が日本各地で発生しています。異常気象が普通になりつつあり、「最近、雨の降り方が変わってきた」と感じる方も多いのではないでしょうか?
一昨年(平成28年)も、6月に梅雨前線が本州付近に停滞し、その前線上を次々と低気圧が通過した影響で、西日本を中心に記録的な大雨となりました。とくに九州地方の広い範囲で猛烈な雨となり、土砂災害、浸水被害が発生し、熊本県で6人が犠牲となり、福岡県では1人が行方不明となっています。西日本から東日本にかけても住家被害のほか、停電、断水、電話の不通などライフラインに被害が生じました。
自然災害から自分や家族の身を守るためにも、大雨になりそうなときは、最新の気象情報を確認し、早めの準備、早めの行動を心がけてください。お年寄りや子どものいる家庭では、避難に時間を要します。また、避難するときも安全なルートを通って移動できるよう、日ごろから、市区町村が作成している「ハザードマップ」などを活用して、危険箇所を確認するようにしましょう。
また、水災は火災保険の範囲です。しかし、専門の保険代理店から加入されていない方などは保険料を安くするために水災を付帯していないケースがよくあります。災害は起きてからでは遅いです。いま一度火災保険の点検をライフラインで行ってください。相談はいつでも無料です。

湿度の高い6月こそ食中毒が多いんです

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さて、6月で注意するべき事がもう一つあります。それは食中毒です。先日も福島県にあるあの有名な「スパリゾートハワイアンズ・モノリスタワー」内のレストランで食事をした宿泊客100名近くが腹痛などの食中毒症状を発症しました。発表によると、7人から食中毒菌のウェルシュ菌が検出されたとのことです。3人が通院しましたが、現在は快方に向かっているようで、大事にならず本当に良かったです。
過去に、給食の「きざみのり」についていたノロウイルスが原因で、小学校で集団食中毒起きて大きくニュースで取り上げられました。
食中毒は1年中発生していますが、梅雨の時期から夏にかけてはとくに注意が必要なのです。食中毒を引き起こす主な原因に「細菌」と「ウイルス」があります。どちらも目には見えない小さなものです。厚生労働省の資料によると、平成28年に全国で発生した食中毒の数は1,140件、患者数は20,253人、死者数は14人でした。そのうち細菌が原因だったのが481件、ウイルスが356件という結果だというのです。
細菌は温度や湿度などの条件がそろうと食べ物の中で増殖し、その食べ物を食べることにより食中毒を引き起こします。代表的なものとして、腸管出血性大腸菌(O-157、O-111など)やカンピロバクター、サルモネラ属菌などがあり、多くは湿気を好むため、気温が高くなりはじめて、湿度も高くなる梅雨時には、細菌による食中毒が増えるのです。
一方、ウイルスは低温や乾燥した環境中で長く生存します。細菌のように食べ物の中では増殖しませんが、食べ物を通じて体内に入ると、人の腸管内で増殖し、食中毒を引き起こします。代表的なものには集団感染を引き起こすノロウイルスがあります。

家族全員が食中毒になったら入院費用が大変

食中毒は飲食店だけでなく、実は家庭内でも多く発生します。食中毒を防ぐには、①細菌を食べ物に「つけない」、②食べ物に付着した細菌を「増やさない(低温で保存)」、③食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける(加熱)」の3つが基本となります。
外出先から帰ったら、手洗いをしっかりするだけ菌の感染予防が行えます。梅雨の6月はこれまで以上に手洗いをしっかり行いたいものです。1101799
もし、家庭内の食事が原因で食中毒になったら、どうでしょうか? 残念ながら、一家全員が入院することになります。家族全員が入院したら、一体誰が入院中の面倒をみてくれるのでしょうか? 近くに仲の良い親族・親戚がいれば助けてくれるでしょうが、そうそう毎日世話してもらうわけにはいきません。入院・介護というのは自分だけの問題ではありません。家族みんな、親族みんなで考えなくてはいけない問題です。
食中毒が発生しやすい梅雨の6月こそ、入院保険の点検も行ってみてはいかがでしょうか? 家族全員で入院した時に、入院治療費はいくら必要か? お世話してくれた方へのお礼や経費どどれくらい必要か? 休業した時の給与は大丈夫か? など専門スタッフのいるライフラインでじっくりご相談ください。 この機会ですから、家族全員はもちろん、親族の方々を含めて安心の相談を行ってみてはいかがでしょうか?

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