月間ニュースレター
2010年12月号 「COPD」ってご存知ですか?
みなさん こんにちは!
平成23年もあっという間に12月です。11月中旬頃まで暖かい日が続きましたが、下旬から急に温度が下がり一気に寒くなりました。今年は、「東日本大震災」の影響で電気を使わない石油ストーブが売れています。お湯も沸かせるし、加湿器代わりにも使えて便利だそうです。ただし、空気の入れ替えと火事には十分な注意が必要ですね。
ところで、皆さまは「COPD」ってご存知ですか?横文字の略したものって解りにくいですね。和田アキ子が広報大使に任命され、TV・雑誌等で宣伝していましたよね。今月は「COPD」について調べてみました。
「COPD」とはどんな病気・・・タバコなどの有害な空気を吸い込む事によって、空気の通り道である気道(気管支)や酸素の交換を行う肺(肺胞)などに障害が生じる病気です。長期間にわたる喫煙習慣が主な原因であることから、肺の生活習慣病とも言われています。(病名:慢性閉塞性肺疾患)
「COPD」は別名タバコ病と言われているように、ヘビースモーカーに多い病気で患者の90%以上は喫煙者です。受動喫煙によっても起こります。2000年の調査では、40歳以上の8.6%が「COPD」の疑いがあることが判りり、また年齢別にみると70歳以上の高齢者が最も多いことが判りました。
「COPD」は症状に気づかず、発見が遅れがちです。下記のような症状があった時は早めに病院で受診して下さい。
◇代表的な症状は“息切れ”です。
体を動かした時、例えば階段の昇降時や坂道を登ると きに気づきます。
◇その他症状は・・慢性の咳と痰、ぜんめい喘鳴
◇病気が進むと以下のような症状がでることがあります。・口をすぼめる呼吸 ・ビア樽状の胸部
「COPD」は昔、治療法の無い病気とされていましてが、今では良い治療法があり、早く治療を開始すれば良好な状態を長く保つことができます。治療方法の第1歩が「禁煙」ですが、薬物療法、運動療法などと組み合わせて継続することで、良好な健康状態を保ち、肺機能の低下が緩やかになります。つまり「禁煙」は早ければ早いほど良いということになります。
タバコをやめると、まず血圧値や呼気中の一酸化炭素濃度などが回復し始めます。数ヵ月後には心臓や肺機能も改善してきます。禁煙10年後には肺がんによる死亡率が喫煙者の半分になり、15年後には冠動脈疾患のリスクが、もともとタバコを吸わなかった人のレベルまで近づくそうです。
また、NKSJひまわり生命では、「非喫煙者」は保険料が安くなる恩典があります。(健康体料率特約は「1年以内の喫煙状況」「BMI値」「血圧値」等により判断されます。適用される契約は定期保険・収入保障保険等で、詳細はお問い合わせください。)
タバコを吸っているか、吸っていないかでこれほど保険料が変わるということは、喫煙がいかに健康を損なうかを如実に示していると思います。医者に“命を取るか、タバコを取るか”と聞かれてからでは遅いです。禁煙は早めに!!
現在、弊社では3名が禁煙にチャレンジ中です。成功すると良いですね。
今年1年間、「おがわ通信」をご愛読いただき誠にありがとうございました。
12月は公私ともにお忙しいと思います。健康には充分ご注意いただき、風邪等ひかないようご自愛ください。
来年もよろしくお願い申し上げます。
1 ~ 1件 / 全1件