月間ニュースレター
2007年3月号 保険契約後の注意点
みなさんこんにちは!
今回は、保険契約後の注意点です。
定期的な見直しが保険料の無駄遣いを防ぐ要注意ポイント
生命保険は長い間掛け続けるものだから定期メンテナンスが必要。
今すぐ、保険証券をチェック!!
契約が成立し、保険証券が届いたからといって油断してはいけません。この保険が自分のニーズに合っているものなのか、問題は無いのか、もう一度チェックしてみましょう。特に「転換(保険の下取り制度)」によって新しい保険に入りなおした場合は、要注意。「古い保険の貯蓄部分が徐々に削られていくプランに、知らないうちになっていた」ということもあります。保険で損することのないように、定期的にメンテナンスをおこないましょう。
保険契約が成立したからといって、そのままにしていい訳ではありません。保険もクルマと同じで、定期的なメンテナンスが必要です。
保険証券をチェックして、必要な保障が付いているか、死亡保障額は適正かどうかを調べてみましょう。
必要保障額(適正な死亡保障額)は末子誕生時がピーク。その後は子供の成長に応じて減らせます。こまめな見直しが保険料の無駄遣いを防ぐということを覚えておきましょう。
ちなみに、生命保険の見直しには、「旬なタイミング」があります。
① 子供の誕生
② マイホームの購入
③ 子供の独立
転換(保険の下取り)を勧められたときの注意点
転換は俗に言う「保険の下取り」「切り替え」のことです。現在加入している保険を下取りして、新しい保険の頭金にする方法です。
下取り価格のことを「転換価格」といいます。転換価格は解約控除が差し引かれる前の解約返戻金に相当するため、解約して入りなおすよりも、保険料の頭金を多く出来ます。転換の注意点は次の通りです。
① 転換後の保険料は今の年齢・料率で再計算される。
② 転換は新規加入と同じ扱いになるため、告知・診査が必要
(告知は正しく行いましょう)
③ 転換後の保険が *利率変動型積立終身保険である場合、積立金を取り崩して保障部分の保険料に充当するプランになっていることがある。
※主契約の積立金(貯蓄部分)に保険部分の特約をセットした保険です。
注意すべきは、毎回保険料と特約保険料の金額です。契約者が月払いなどで毎回払い込む保険料よりも特約保険料の金額が高いものがあるからです。
これでは、契約当初から積立金を取り崩すことになり、古い保険の貯蓄部分を食いつぶしていることになります。次の特約更新時には積立金が底をついてしまうケースも少なくありません。このような場合は保障額の減額や、不要な特約の解約など、早急に見直しを行いましょう。
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