月間ニュースレター
2006年11月号 街頭犯罪対策について・・・
街頭犯罪対策について・・・
秩父夜祭りも終わりいよいよ今年も残りわずかですね。年の瀬を迎えて何かと慌しい時ですが、この時期が一番防犯に務めなくては、ならない時です。今月は犯罪に対策についてのアドバイスになればと思います。
【ひったくり・・・・・】
-主な手口や特徴-
(1).被害者のほとんどが(9割以上)が女性です。
(2).後ろから来たバイクの犯人に自転車の前カゴに入れてあったバックをひったくられる。
(3).一人歩きのバックを持った女性。
(4).検挙された者の8割を20歳未満の少年が占める。
※過去10年で3.5倍に急増しており、注意が必要です。
●被害を防ぐためには
(1).自転車の前カゴに防犯ネットや防犯カバーを取り付ける。又バックの上には上着や雑誌等を乗せることも有効です。
(2).常に車道と反対側にバックを持つ。
(3).大金を持ち歩かないようにする。銀行から出てくる人を狙う例もあります。複数人で行動したり、自動車を利用しましょう。
(4).人通りの多い明るい道を歩く。人通りの少ない道や深夜、早朝など人目がなくなる場所、時間帯に注意が必要です。
【車上狙い・・・・・】
-主な手口や特徴-
(1).およそ7割がドアロックされていたのに被害にあっています。
(2).窓ガラスを破壊する手口や合鍵によりドアを開ける手口などがあります。
(3).座席に背広・上着・カバンなどを置いたままにすると、金目のものがあると思われ、狙われやすくなります。
●被害を防ぐためには
(1).車から離れる時は必ず窓を完全に閉め、ドアロックをする。
(2).車の座席に上着やカバンなどを放置しない。
(3).車内に小銭を置かない。
(4).管理の行き届いた駐車場を選ぶ。
■侵入盗対策
【忍び込み侵入盗(空き巣・など)・・・】
-主な手口や特徴-
(1).1年間で約1.6倍に増加しています。
(2).特にピッキング・サムターン回し、焼き破りといった新たな手口による侵入盗が急増しています。
(3).一戸建住宅では、約6割が窓からの侵入、マンション等の共同住宅では、6割が玄関から侵入です。
(4).無施錠だったり、家の周辺に置いた合鍵を使用されるケースも意外に多いものです。
(5).現金・貴金属・パソコンなどの電気製品の他、保険証やパスポートなど換金可能なものすべて狙われます。
(6).被害に気づかないうちに盗んだ通帳から印鑑を偽造して現金を引き出すなどの手口もあります。被害額が大きくなることもあり、注意が必要です。
・侵入盗の新たな手口
☆ピッキング・・・・特殊な工具を鍵穴に入れて開錠する手口
☆サムターン回し・・ドア板にドリルなどで穴を開け、穴に工具を入れるなどしてドアの内側の錠のつまみを回す手口
☆焼き破り・・・・・窓ガラスをガスバーナーなどで加熱し、ガラスを破壊する手口
●被害を防ぐためには
(1).一つのドアや窓にカギを二つ以上取り付ける。
(2).郵便受けや家の周囲などにスペアキーを置かない。
(3).窓枠に面格子を取り付ける。
(4).在宅時不在時を問わず、カギをきちんと閉める。
(5).ピッキング対応鍵に付け替えたり、サムターンカバーを取り付ける。
(6).防犯ガラスにしたり、防犯フィルムを貼ったりする。
(7).防犯アラーム・防犯カメラ・センサーライトなどを取り付ける。
(8).庭に砂利を敷く(歩くたびに出る音が防犯に効果大)。
(9).犬を飼うのも効果的。
(10).電気やテレビ・ラジオをつけたまま外出したり、タイマーを利用してつけたりする。
(11).旅行などの時は新聞や郵便物を止めてもらう。
(12).家の周囲は見通しの聞く生垣や柵にする。
(13).郵便ポストにカギをかける。
(14).旅行の場合などは近所に声をかけて出かける。
以上の「防犯」はお休みはありません。1年365日、毎日の気配りが必要です。ちょっとした気配りが防犯対策になりますので、心がけをしていきましょう。皆さまに素敵な年が来ます様に・・・・・・
感謝
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