月間ニュースレター
2006年4月号 生命保険用語集
今月は入学・進学・就職等新しい門出で希望に向かって気持ちも弾んでいるのではないでしょうか?
桜も満開で花見で盛り上がっている事と思いますが、くれぐれも飲みすぎ食べ過ぎに注意しましょう。
先月に引き続き保険用語を解りやすく説明いたします。
● 収入保障保険
死亡・高度障害の際に年金形式で保険金が受け取れる「遺族年金」といったイメージの保険です。
例えば月額20万円とか、年額240万円などを決めます。10年や15年といった保障期間内にいつ死亡・高度障害になっても、受け取り期間(10年間など)が決められている60歳や70歳といった、保障期間と受け取り期間が同一で死亡する時期によって、受け取れる年数が変わるタイプがあります。。
● 所得補償保険
所得補償保険は病気やケガで就業不能な状態になった場合の収入減を補う損害保険会社が取り扱っている保険です。
保険料は年齢(5歳刻み)及び、職種によって異なります。補償期間は1年又は2年 入院期間中が補償の対象となる医療保険と比べて、所得補償保険は、自宅療養期間も補償され(保険会社によっては入院期間のみ補償)所得を補完する目的で優れた保険といえます。
しかし、一度病気にかかり保険金を請求すると翌年の契約から、その病気の部位を対象外になったり、契約が拒否(ガンなどの場合)されてしまうことがあります。 。
● 定期付終身保険
定期保険特約付終身保険の事。
主契約の終身保険に、一定期間だけを保障する掛け捨ての定期保険特約が付いている保険です。主契約の終身保険の保障額よりも特約の定期保険特約の保障額の方が10倍20倍と大きいものが主流です。
例えば終身保険が100万円の場合定期保険が10倍の1000万円となり、その保障額の形からL字保険ともいいます。
● 逓減定期保険
保険料は一定ですが、保障額が一定の割合で減っていく保険です。
遺族の生活を保障する目的や借入金に対する保障目的で保険に加入する場合、必要保障額や借入残高は年々減っていくはずです。その減っていく必要保障額にあわせて、保障を準備することが可能です。
● 逓増定期保険
保険料は一定ですが、一定の割合で保障額が増加していく保険です。
● 転換
それまで加入していた保険を下取りに出し、新しい保険に加入し直すこと。
新しい保険料は転換する時の保険年齢と予定利率で計算し、下取り価格分が割り引かれます。ただし、元の契約時より年齢は上がってしまい、予定利率の低い今は、転換によるメリットは少ないといえます。 また違う保険会社には、転換できません。
転換の種類には、下取りしたものを、新しい契約の終身保険部分のみに入れる基本転換(他の転換に比べて保険料は割高になるが、解約返戻金は大きくなります。)終身保険と定期保険特約それぞれに入れると比例転換、定期保険特約部分のみに入れる特定転換(他の転換に比べると定期保険特約の保障期間中は保険料が安くなりますが、定期保険特約の更新時には、最も保険料が高くなります)があります。
● 養老保険
加入期間中に亡くなった場合に受け取れる死亡保障額と、満期で受け取れる満期保険金の額が同額の生死混合保険です。
掛け捨てではないので、貯蓄性はありますが、その反面終身保険や定期保険に比べて、保険料は高くなります。
● リビングニーズ
余命6ヶ月以内と診断された場合に死亡保険金の一部又は、全部が生前に受け取れます。 この特約を付帯してもしなくても、保険料は変わりません。
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