月間ニュースレター
2009年12月号 粒子線治療について
みなさんこんにちは!
このところ寒くなりましたが、お元気でしょうか?
さて、当コラムの8月号に「先進医療」の粒子線治療について掲載させていただきましたところ、反響が多く驚いております。
そこで今回は、お客さまからいただきました多くの質問の中から代表的なもの選んでお答えしたいと思います。
Q.粒子線治療とエックス線治療はどう違うの?
どちらも放射線治療ではないの? |
A.確かにどちらも放射線治療ですが、粒子線は陽子線や炭素イオン線などのことを指します。がん治療に利用される放射線は大きく光子線と粒子線に分けられます。光子線は、エック線やガンマ線などの電磁波をいい、粒子線とは、水素や炭素などの粒子を用いた放射線をいいます。粒子線治療は、従来のエックス線と比較し、がん治療に優れた特徴を持っています。
Q.先進医療にかかる費用は、どうして健康保険が適応にならないのですか? 健康保険の高額療養費制度も適用にならないのですか? |
A.医療機関で診査や検査を受けた場合、健康保険が適用(治療費の1~3割の自己負担)される一般診療(保険診療)と健康保険の対象外の自由診療(保険外診療)が有ります。しかし、どちらにも属さない医療技術の「先進医療」が 有ります。これは将来的に健康保険の対象となることが期待され、治療の一部に健康保険が適用される医療技術となります。先進医療にかかわる技術料以外の費 用は健康保険の対象となります。ですから、先進医療にかかわる技術以外の費用が高額となった場合には高額療養費制度が適用になる場合もあります。
Q.先進医療ってどうやって受けるの? |
A.一般的な診察を受ける中で、先進医療は本人が希望し、医師が必要と認め、病状が条件を満たしており他に方法がない場合に行われます。先進医療には治療内容や必要な費用について医療機関より説明を受け、同意書に署名し、治療を受けることとなります。一般的な診療や検査と大きく違う点は「病院選び」と「費用」です。
先進医療の対象となっている医療技術と同等の診療や検査を行っている病院でも、労働大臣の認定を医療機関が受けてないと「先進医療」と認められません。
Q.先進医療はがん治療しかないの?他の病気に対しての先進治療はないの? |
A.平成21年11月2日現在で100種類(第3項先進医療技術として規定されている16種類を除く)の先進医療の先進医療について、当該施設の要件が設定されています。実施医療機関・医療技術の詳細については各医療機関・厚生労働省のホームページでご覧下さい。
<http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/index.html>
心臓病による「エキシマレザー冠動脈形成術」や病気やけがによる「インプラント義歯手術」等さまざまな病気・けがに対応する先進医療が有ります。
Q.もう少し詳しく知りたいので、先進医療についてわかりやくす説明しているものはないの? また、先進医療に対応している保険はないの? |
A.損保ジャパンひまわり生命の「かんたんにわかる!先進医療ガイド」がお勧め
す。ご望の方は弊社ホームページの資料請求かメールまたは電話にてご請求く
さい。至急お送りいたします。
生命保険各社より「先進医療」に対応している保険が発売されていますが、損
ジャパンひまわり生命の「健康のお守り」の「先進医療特約」は保険料も廉価
で、検討する価値があると思います。
現在、弊社では「無料生命保険相談」を開催しており、非常に好評をいただいております。さまざまな生命保険関する疑問、要望等に対して、FP(ファイナンシャルプランナー)資格者が生命保険の基本、仕組みからわかりやすく説明いたします。
皆さまの生命保険の見直し、改善、そしてより良い保険選びの一助となれば幸いです。
お気軽にお申し込みください。
1 ~ 1件 / 全1件