月間ニュースレター
おがわ通信 8月号
洪水・集中豪雨・土砂崩れによる自然災害が増える8月
いますぐ!!
火災保険の中身を点検をしましょう
意外と水災補償に
加入していないことが多い
近年、夏から秋にかけて、突然の集中豪雨や河川の氾濫による建物浸水、土砂崩れによる建物の流失の被害が増加しています。集中豪雨や洪水による被害は火災保険で補償されるのでしょうか。
火災保険は「保険の対象」が火災などの損害を受けた場合に保険金をお支払いする保険ですが、火災以外にも落雷、破裂・爆発、風災、雹災、雪災、水災、建物外部からの物体の落下・飛来・衝突、漏水、盗難による盗取・損傷・汚損、騒擾・集団行動等に伴う暴力行為と幅広い保障があります。しかし、契約の際にどの補償に加入しているか確認したことはあるでしょうか? 火災保険の見直しを行うと、水災を外しているケースが結構あります。これは保険料を節約するためによくあることで、水災に加入していないと、保険料が結構お安くなります。水災とは、洪水(こうずい)、高潮、土砂崩れ等による損害のことです。
しかし加入されていないと、大雨での洪水被害は補償されませんし、さらには大雨による土砂崩れ被害も補償されません。近くに河川がないから水害はないから水災は必要ないと言って、加入していないと、土砂崩れで家屋が全損して粉々になくなってしまっても1円も保険金が出ないのです。今回7月の大雨での九州地区、山形県最上川の水害を見ると、キチンと水災に加入していて欲しいなと願うばかりです。
土砂崩れの被害は
経済的にも時間的にも踏力もかかる
洪水で床上浸水しても、家屋が流されなければ床や壁をを張替え、掃除をして乾かしていけば家屋の再建は可能で、再度同じ家に住むこともできます。大雨によって地盤が緩んで、土地自体が崩れて流れてしまう土砂崩れの場合は、家屋の損害は甚大でほぼ全損となるケースが多いです。再建するにしても、まずは倒壊した家屋の撤去を行い、その後に土砂を捨てたり、均したりと土地の整備も必要です。水道やガスのインフラの整備を待ってから、家屋の再建工事となりますので、お金も時間も労力も相当なものになります。水災を外していなければ、保険金が出て経済的な心配はなくなりますから本当に大事な補償だと思います。
水災なしプランを選択する場合の
判断基準とは?
マンションの高層階にお住まいの場合で、マンションのそばに河川や崖などが無く、洪水(こうずい)や土砂崩れなどの影響を受ける心配がないケースは、「水災なし」プランを選択するひとつの判断基準となります。
ただし、たとえ家が高台にあったとしても台風や暴風雨などにより、土砂崩れが発生する場合があります。また、最近では突然の水量増加に行き場を失った下水などが溢(あふ)れる都市型の水害も増えており、いわゆるゲリラ豪雨など1時間あたりの降水量が50mmを超える激しい雨の発生頻度も増加傾向にあります。ご契約前に水災の恐れがないか慎重に確認してください。
水災に加入していても
建物と家財の両方に加入していないケースもある
さらに注意点があります。持ち家にお住まいの場合で、建物のみを対象として契約しているケースが見受けられます。この場合、建物の被害は保険金が出ますが、家財の被害は補償されません。建物と家財それぞれに火災保険をかけていないと、建物と家財の両方ともが補償されないのです。意外と知られていない事で、火災保険も水災も入っているよ! なんておっしゃるのですが、よくよく保険証券を点検すると、家財に加入していないということも多々あります。
家財に加入していないと「床上浸水で半数以上の家具が使えなくなってしまった」といっっても、加入されていないので保険金は出ません。床上浸水の場合は家屋は丈夫で表面上の被害で大事にならなかったが、家財のタンス机の家具や、冷蔵庫、パソコンの電化製品や、洋服など被害は多様に渡り、被害額もかなりの額になります。
火災保険の見直しを行うなら、水災の加入の確認と建物と家財の両方に加入しているかの確認が重要です。証券を見ても分かりにくいこともありますので、8月、9月、10月と台風シーズンが来る前に是非ライフラインで火災保険の点検を行ってください。他社の加入でも点検と見積もりは無料ですので、お気軽にご来店ください。
補償の対象となる事故の一例
・台風で川が氾濫し床上浸水。家屋の床や壁の張替えが必要となった
・床上浸水が発生して1階の家電製品、家具などが使えなくなってしまった
・集中豪雨による土砂崩れで、土砂が流れ込み部屋が泥まみれになった
・豪雨により裏山で土砂崩れがおき、土砂で外壁と柱が傾いた
・ゲリラ豪雨でマンホールの排水が追いつかず、浸水被害に
・集中豪雨のさなかに雨漏りがおこり、家財が水濡れ被害に
・大雨により高潮が発生し、海水が防波堤を超えて家屋まで浸水した
・集中豪雨で土石流が発生し、家が流されてしまった
・大雨で車庫(カーポート)や門、塀が倒壊した
事故に遭われた場合はすぐご連絡を
事故に遭われた場合は、すみやかに下記の損保ジャパン「事故サポートセンター」、またはご契約時の損保ジャパン代理店まで直接ご連絡ください。受付後、保険金お支払い担当部署からお電話もしくは保険金請求書類の発送等で、事故内容の確認や今後の手続きなどについて順次ご案内します。また、LINEやインターネットでも受付していますのでご利用ください。
1 ~ 1件 / 全1件